
援助交際についての法律
いい大人が援助交際をすると法的には重大な罪に問われることがあります。法律上では18歳未満では児童買春や都道府県の青少年健全育成条例などによって刑事事件の被告となる可能性がありますし、13歳未満であれば強姦罪、強制わいせつ罪などに該当する可能性もあります。性行為に対しての同意があったとしても、罪に問われる可能性が高いのです。
仮に罰金刑や相手方との示談が成立したことによって不起訴処分になったような場合であっても、援助交際によって逮捕されたことが知られることになれば、社会的に大きなダメージを被る可能性が 高いことは誰にでもわかることでしょう。大人にとって、援助交際には大きなリスクがあると知って行動すべきです。
援助交際はやはりリスクが大きすぎるもの
つい先日まで世間を大きく賑わせていた新潟県知事の辞任のニュースがありました。辞任理由が発表される前に辞任をするというニュースが流れていたので、原因は何だろうと思っていたら女性に関わる事で、どうやら金銭を渡して体の関係を持っていた、つまり援助交際が理由との事でした。政治家が女性関係で辞任する例は数多くありましたが援助交際が原因というのもあまり記憶にありません。援交掲示板の実態で調べたところ、18歳以上との援交は違法性がないようです。しかし、それでも倫理的には問題があると考えます。
知事は独身なのでかなり年下の女子大生相手でも、金銭が絡まなければ交際する事には何も問題がなかっただけに、やはり援助交際というのは人生を大きく変えてしまう可能性もあるものだと改めて怖さを感じました。それにしてもなぜ援助交際の事がばれたのか不思議です。勿論ばれなければいいという話ではないですが、ばれなければ当事者間だけの秘密で終われますからね。いったい援助交際経験者は世の中にどれほど蔓延しているのだろうかということに、興味はあります。